湖南’16.6.26
今回は多種の花に出会えるはずの
まずはラン科で、一番の花時に出会え、それも方々に多数見られたコバノトンボソウが満開となって本日の一番花となっていた。
続いてカキランがまだ最盛期状態が多くあった。ヤマトキソウは若い果実へと進んでいた。オオバノトンボソウは蕾膨らむ状態で開花は後4~5日かかるだろうか。でも、雨の方が心配で満開時に出かけられるのか案じられるが・・。なお、写真は撮れなかったが、クモキリソウは花柄が上部でなくなって完全に終了となっていた。
カキランは満開の見ごろはもう少し続きそう | ヤマトキソウは果実化が始まっている | オオバノトンボソウは開花まで時間がかかる種 |
他にキンコウカはほぼ終盤となっており、ササユリも最後のひと花が三株見られたくらいだった。それにミミカキグサは例年通りのもう少し先の開花となるのだろうか。どうりで一株も姿すら見られなかった。また白い小さな花を午前中だけ開くとあるモウセンゴケも開花が早くなさそうで、まだまだほとんどが蕾ばかりであった。
ほとんどが終わっていたがわずかに見ごろも | ササユリはもうご苦労さん~ |
さてさて、本日のお目当てであった「ジカバチソウ」であるが、一週間早く咲いてしまっていたのが結論であった。でも、株数は相当見られたので来年度に期待としよう。花巡りはやっぱり咲き終わってからの訪問ほどつまらないものはない。今シーズンは「ヒトツボクロ」に続いて二種目の馬鹿げた行動であった。来年こそ心しよう。いや、まだ今年の花時は終わってはいないゾ!・・笑
咲き終わっていたジカバチソウ |
なお、木本類では湿地帯好みのヘビノボラズにガンピがここでも見られたが、共に若い果実化が進んでいたのが目についた。