希少種ここに咲く ’17.7.11

 コクランの様子が気になっているが、酷暑で気が滅入っている。だが、やっぱり重い腰を上げることとしよう。すると、コクランがようやく何とか咲いてくれていた。そして、この種の撮影にはやぶ蚊の猛攻撃が大敵なのだが、今回はどうにかして完璧な完全武装で臨んだために虫さされを凌ぐことができ、今夏のランを愛でる歩きも終焉としようとの気持ちとなれた。

         
    ラン科クモキリソウ属 コクラン     


 それなりに今年もランを楽しめたのだが、気持ちが楽になったのだろうか、本年のランだ、ランだとの思いはこれでお終いと考えることによって、山を見る目が大きくなったのだろう。その後の歩きの中で、先に見たこの暑いころに咲くタシロランはこちらの山域でも咲くことは知ってはいても、これまでからそんなに気にしてはいなかったのだが、やっぱり探そうと、このところの猛暑の中をおして連日あちこちの咲きそうな地を、あたりをつけて徘徊していたのだが、どうしても見つけられないために、なんとか知恵を絞って角度をかえてみた。

 そうだ、この山域への山歩きをくまなく繰り返す知り合いの方と歩くほうが早いのではと思いついたのである。それでこの方法がズバリ的中となってくれた。こちらで咲くといわれるタシロランの開花はこれから・・の感じで立っていてくれ、ここはここで感激を新たにできたのである。「mさん、この場より御礼を申し上げます。ありがとうございました。」

       
  ラン科トラキチラン属 タシロラン   


 さて、後はその他の花などである。

         
 キク科ムラサキニガナ属 ムラサキニガナ    バラ科ダイコンソウ属 ダイコンソウ   ユリ科ウバユリ属 ウバユリ 
         
サクラソウ科イズセンリョウ亜科でイズセ   ンリョウ属 イズセンリョウ 左若い果実    中は葉表で、右は葉裏で白っぽい 

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