京都西山に咲く花

　そろそろ西山にも秋の花々がやって来だしたようだ。涼しくなって長時間の徘徊で、貴重な種に再会など久しぶりの花巡りが楽しめた一日でもあった。

(京都府ＲＤＢ：準絶滅危惧種)		ゲンノショウコの葉は三つ葉から五つ葉までいろいろらしい茎の開出毛からの同定ミツバフウロは圧毛
咲き初めのジャコウソウはこれから	花はミツバフウロ似のゲンノショウコ	左の葉は三つ葉に見えるも・・
自然の中のスズムシバナは超久しぶり、近似種のユキミバナにもまた出会いに行きたいナ・・ (京都府ＲＤＢ：絶滅危惧種)		(京都府ＲＤＢ：要注目種)
咲き初めのスズムシバナも咲きだす	咲き初めのオカダイコン	オカダイコンの葉も鹿の好物だ

	蕾、咲き初めのオハラメアザミ

　他に蕾はツルニンジンだが、あと数日で開花となるだろう。また、咲き初め花の他にはツリフネソウで満開となれば雑草のごとく乱雑に咲き競うことだろう。

ちょっと離れて咲いていたが、大きな葉はよく似たマルバダケブキによく似るが、その種は鹿の忌避植物でこちらの山域には咲かないので見られない・・・		オミナエシの黄色花も可愛いがこちらの白花も純な小さな花びらも見惚れるほど可愛さが素敵な花だ・・
満開のオタカラコウ	満開のオトコエシ	オトコエシもよく見ると可愛い花

満開のミゾホオズキ	満開のモミジガサ	モミジガサの葉

この地での再会は随分お久しぶりネ～と快哉であったが、も少し早ければ良かったのだが欲は言えない・・ (京都府ＲＤＢ：絶滅危惧種)		(京都府ＲＤＢ：準絶滅危惧種)
ほぼ終わりのようなマネキグサ		ナベナももう終焉だろう		クサアジサイの残り花が・・

　暑かった夏を咲き終えた花々もそろそろ終わりを迎えている。嫌われ者でもあるアカソも終盤となっており、今回期待していたヒナノウスツボはもう終わってしまっていた。なお、晩夏から秋花のハズのミヤマウズラにヤマジノホトトギスがここでは早くも終盤の様相となっていたが、山域でずいぶん違いがあるようだ。

　もちろん、果実たちはこれだけではなく、いっぱいの果実がぶら下がっているので、いよいよ秋の山歩きの楽しみはいっそう見どころいっぱいとなってくることだろう。