河川敷の雑草巡り ’20.5.7 晴 

 電車に乗りたいのだが、気がひけて遠方には出かけられない・・。外出自粛も延長になる等で息が詰まりそうだ。感染より逃れるために空気のよい河原で元気に咲き誇る花々巡りとしよう・・。もちろん、人っ子ひとりとして姿はないのがありがたい。最初は帰化植物の園芸種が逸出したようだ・・。初めて目にするも、実はカミさんは以前に買い込んで猫の額の庭に植えていたとか・・。こちらははなから園芸種に関心なしの身である~

 
イキシア(アヤメ科ヤリズイセン属)原産地南アフリカ 
     
 こちらは花の正面から、基部は丸く濃暗赤色   花裏側ば縦長に濃紅色の筋長く目立つ 

 雑草がこれでもかと咲き誇っていたが・・

     
 一面にブタナの花が黄色く埋め尽くし
   
 オヘビイチゴは5小葉が目印しだ・・     アメリカフウロも大群生なり~ 
     
アカバナユウゲショウもちらほら咲きだし 
   
 フランスギクはこれから開花始まる~     白、鼠色に暗赤色とニワゼキショウも賑やか 
   
オオカワヂシャは遠慮がちに目立たず咲く  
   
 オオキンケイギクは特定外来生物だ     ニガナも所選ばす多い

 

 これで終わったのでは、せっかくページを開いてもらった方々に「なんだ、雑草の花なんか・・」てなことを思われては申し訳ないだろうと考え、翌日の5/8に日が高くなるとすぐにとある地へ飛んで希少種の花を見つけてきたのだった。してやったりでしたネ・・。コロナ禍を忘れて飛び回る我が身が心配だなぁ~・・・笑

ギンラン』京都府カテゴリー 絶滅危惧種 もちろん、例年であればこの花はもっとずっと先の開花のハズだが、これだけ温暖化が進んでいるのだから、植物たちも生態が狂わされていないのだろうか・・? しばらくは続く個体も咲きだしてくるだろう。楽しみが続きそう~

 
 ギンラン(ラン科キンラン属)の多年草


クチナシグサ』京都府カテゴリー 絶滅危惧種 こちらの花も珍しい花であるが、府下では近年めったに見かけなくなった、とのことから新たに絶滅危惧種にランクアップと悲しい格上げのようだ。鹿の食害には免れているらしいが、半寄生の植物であり、栽培は不可能に近いことから、万が一出会ったとしても移植は絶対あきらめてもらいたい。盗掘厳禁植物だ!

     
クチナシグサ(ハマウツボ科クチナシグサ属) 半寄生植物で移植すると生きられない 
     

 * ギンランにクチナシグサは共に京都府の絶滅危惧種です。咲いている箇所等のお問い合わせはご容赦ください。

5/5キンラン、フデリンドウ ホームヘ 5/12ヤマナラシ、クリンソウ5/18河川敷雑草巡り第二段






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