西山に咲くナルコユリ ’20.6.1 曇のち晴

 気持ちよく目覚め、いつになく早朝より花散策とした。この時季夜明けも極めて早くなっている。4時半には宅を後にし、ひっそり静かな山麓へ1時間ほどで、そのお目当て地へやってきた。開花を待ちわびていた花だったのだが、ようやく咲いてくれたようなナルコユリだった。

 ナルコユリといえばアマドコロの名が必ず出てくる。アマドコロが咲いて1ケ月ほど過ぎてから咲くのがナルコユリだろうか。西山でもアマドコロは5月初めに咲いていた。ついでにナルコユリとアマドコロの違いを、今年のアマドコロの欄よりこちらから比較してどうぞご覧願いたい。

 その違いの中の「花のつき方」欄で、説明要領を変えるとすれば、葉腋から花柄が垂れ下がり、花筒の基部に小さなまるい緑色のふくらみがある(↓画像で花筒基部上が短く淡緑色に見える部分)が、アマドコロでは細い花柄はそのまま花筒の基部に繋がるという違いが目につけば、これで緑色部分があればナルコユリ、無ければアマドコロだとの証明が100%だ・・。 笑

 
ナルコユリ(キジカクシ科アマドコロ属) 
 
 ナルコユリの茎高は50〜130cmとアマドコロより長目

 草本類の開花中もチラホラと・・

     
上の葉ほど小さめなホナガタツナミソウ    花柄が短めな方がコナスビ 
     
 ペアで咲くツルアリドオシ    この子はいつ咲けるかササユリ

 満開の木本類たち 

         
萼だけ開き花弁開かずのナワシロイチゴ    装飾花なく両性花だけのコアジサイ   ウツギ卯の花ともいうが匂わない 
         
クワ科で雌雄同株はヒメコウゾだけ    花も葉も毛むじゃらのヤブムラサキ    結構可愛い花咲かすクロガネモチの花 

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