細川尾根からの武奈ケ岳 ’17.3.12 晴

 JR堅田=細川-細川尾根-P706-武奈ケ岳-東稜-広谷-北比良峠-ダケ道-イン谷口-JR比良

 晴の比良を今日も楽しめた。でも、何度も登った細川尾根もそろそろこれくらいにしてもよさそうだがと考えてしまう。それより今回はマイカー組の先行者があったようで、トレースを借りられたことから、昨年よりもずっと楽に山頂を捉えることができた感じだ。今回は写真を中心のレポとしたい。

 まずは細川尾根の見どころはなんといっても立派なブナ群たちではなかろうか。しかし、↓画像のこれらより上部にある二股の大木のブナのすぐ上に今年の大雪で杉の枝が倒れかかってしまい、邪魔してしまうこととなったことから無残なのは残念であった。

         
もちろん、これらは一部のブナであり、他にも多数のブナがいる。    これは最初に出てくるイヌブナだ。 

 そして、Ca1070くらいに立つ大杉まで上がってくれば、もう北稜は近い。樹氷も完全に消えてしまっていても、こちらへはいつ来ても素敵で絵のような景色となって感激してしまうのだ。さて、↓右端は細川尾根からのアングルだが西南稜の二つのピークがハッキリ見えたのも珍しい。 

           
 北稜上部の波打つような雪と樹木たち   奥には三十三間山、三重嶽、大御影山が白い     右白いのが第二、左上が第一ピーク

 もちろん、武奈の山頂(12:25~55)では賑わいが広がっていた。御嶽山は無理だったが目を凝らせば白山がよく見せてくれたので、満足しながら東稜を下ろう。少し降りた地よりの振り返えりは極上のすばらしき額縁が置かれたように目前に大迫力となるのだ。返す返すもトレースが邪魔だったが・・。

 この後の東稜歩きも楽しい。こちらのブナ林はやや若いが、樹氷の季節にでもこちらへはまだまだ訪ねたい。

     
 東稜のブナ林    Ca1070を目がけて下ろう♪♪

 そして、この尾根で最後のビューポイント地から振り返ろう。


1000m越えの高台より、武奈の姿を静かに眺めていたのだ。

 そして、予定通りの急坂を慎重に下って、レスキューポイント「広谷1」の橋へ下山した。しかし、下山はそれなりに技術力が必要であり、安易なチャレンジは止した方が無難ではなかろうか。敢て言えば登りであれば少しは危険度が下がると思える。

         
レスキューポイント「広谷1」    RP標識そばの橋     広谷小屋から広谷橋手前をトラバース

 イブルキノコバへ上がれば、もうそこには下山者が休んでいる。後はアイゼンで八雲ケ原、北比良峠そしてダケ道を下れば、JR比良駅が近い。それでも9:45から歩き始め、駅には16:50着であり、昨年は雪が少ない年でありながら、たまたま登った去年1/26が雪多しの状態日であり、今年もそれとほぼ同じくらいであった。昨年分はこちらです。

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